“断つ・捨てる・リズム”で、ビジネスと人生を美しく豊かに整える物語
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日本マクドナルド創業者 × 香港ユダヤ商人から授かった知恵
断捨ISM®(ダンシャリズム)
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街の化粧品店を超えてーー
      アンドリュー広瀬
はじまりの章ーPrologue
あなたのビジネスと人生を、美しく豊かに整えるために
日々の忙しさに追われ、いつしか本当に大切なものが見えなくなる。本書はそんなあなたに贈る、静かで力強い「整える技術」の物語です。
この物語は、世界のファッション業界と日本のビューティ業界で確かな実績を築いたアンドリュー広瀬が、日本マクドナルド創業者・藤田田氏と香港ユダヤ商人・Peter師匠から授かった「ビジネスの本質」と「審美眼」をもとに生まれました。
日常の習慣を意識的に「手放す」ことで、ビジネスと人生を美しく豊かに整える『断捨ISM®(ダンシャリズム)』への招待状です。
キーワードは、断つ・捨てる・リズムを整える
仕事、人間関係、時間、お金……
あらゆる"過剰"から意識的に距離を置き、本当に価値あるものを選び抜くとき、人生は自由に、美しく、そして満ち足りたものへと変わっていきます。
価値あるものを選び抜くには、本質を的確に捉える力、すなわち"審美眼"を研ぎ澄ます必要があります。
「何かを足す」発想から「不要なものを手放し、本当に大切なものだけ残す」思考へのシフト
これこそが、現代のビジネスパーソンに求められる”整える技術”です。
「あなたには、心から豊かさを感じられる”特別な場所”がありますか?」
世界のエグゼクティブや海外富裕層が意識的に選び、心から充実感を得ている
――その領域へ。今、断捨ISM®(ダンシャリズム)が、その扉を開きます。
この物語の概要
自由と美しさが、静かにみちていく。
朝から晩まで仕事に追われ、スマホを手放せない日々。成果を出しても、どこか心は満たされず、「本当の豊かさとは何か?」と自問するあなたへ――。
本書『断捨ISM®(ダンシャリズム)』が提唱するのは、「不要なものを手放し、本当に大切なものだけを残す」ことで、時間的・精神的・経済的な自由を自然に引き寄せる、思考と行動のリズムです。
その基盤となるのは、日本マクドナルド創業者・藤田田氏と、香港のユダヤ商人・Peter師匠から直接授かった“普遍的商売の智慧”。著者・アンドリュー広瀬は、伊藤忠アパレルで頭角を現し、藤田氏から「ユダヤの商法」を直伝で学びました。その後、世界最大の小売業ウォルマートと米国マクドナルドによる共同プロジェクト『マックキッズ』の日本展開を任されるなど、前例のない挑戦を重ね、単身香港へ。Peter師匠の導きで、世界的ラグジュアリーブランドから全世界向けのオーダーを受注し、日系企業として異例の快挙を成し遂げます。
しかし、真の充実は“すべてを手放したあと”に訪れました。地元・岐阜に戻り、実家の小さな化粧品専門店 HIROSEYA の再建を決意。全員女性・本社スタッフゼロという革新的体制で、12年連続黒字を実現。化粧品専門店企業格付けで全国5位に躍進し、「ミシュラン星付きレストラン」のように、地域ごとに個性が光る全国初の新業態を一つずつ創出。地域密着型のコスメストア・マーケティングカンパニーへと業態変革を遂げました。さらに、業界支援プラットフォーム『粧サポ』を従業員ゼロで創設し、全国3021社が参画。“断つ・捨てる・リズム”で整えるという思考法は、今や業種や地域を超えて広がり、自由と美しさが静かに満ちていく「心のリズム」を生み出しています。
本質は、シンプルです。がむしゃらに求めるのではなく、“整える”という選択こそが、人生を本来あるべきリズムへと導いてくれる。美しさも、自由も、成功も――すでに、あなたの中にある。あとは、整えるだけなのです。
この物語の概
<プロフィール>
アンドリュー広瀬(本名:広瀬史貴)岐阜県出身。伊藤忠アパレル(株)入社。現在は創業 58 年の(株)光広で全員女性・本社スタッフゼロで化粧品専門店 HIROSEYA を経営。業界支援プラットフォーム「粧サポ」を創設し、従業員ゼロという独自に体系化した「断捨 ISM®」が商標登録され、実践的な思考と行動のリズムの第一人者として届け続けている。
この物語の概要
物語の流れ
“断つ・捨てる・リズム”で、ビジネスと人生を、美しく豊かに整える物語
二人の師 ―― 起業家経営者との出会い/師から授かった、人生の宝物 
自由と美しさが静かにみちていく ―― 非日常を、日常に溶け込ませる方法
EPISODE1【起点】:地方の化粧品店からすべてが始まった
EPISODE2【転機】:藤田田とユダヤ商法との出会い
EPISODE3【挑戦】:香港で世界ブランドと戦った日々
EPISODE4【覚醒】:Andrewと名乗った日、人生が変わった
EPISODE5【再構築】:断捨ISM®経営で家業を再建
EPISODE6【成果】:人も資金も最小で利益を最大化した秘密
EPISODE7【拡張】:業界改革と「粧サポ」創設の舞台裏
EPISODE8【継承】:人生を変える“断捨ISM®”の生き方
締め ―― 夢の実現と未来への展望
二人の師 起業家経営者との出会い
自ら新規事業を立ち上げ商売の仕組みをつくった偉大な起業家経営者たち。その”起業家精神”と”実践哲学”から学んだことは、私の人生とビジネスを根底から豊かにしてくれました。
日本マクドナルド創業者 藤田田社長
東京・新宿アイランドタワーの社長室。藤田田社長は「ユダヤの商法」について教えてくれた。
アメリカの巨大ビジネスを、日本流に作り変え”仕組み”を創った恩師。その視点は「外技系(がいぎけい)」という言葉に凝縮されていた。
私は数少ない直接指導を受けた外部者として、私の経営者としての考え方はここから始まった。
師の戦略的視座と思考は、今も私のビジネスにおける羅針盤になっている。
香港のユダヤ商人Peter
香港の海を望むラグジュアリーホテルのテラス。ユダヤ商人・Peter師匠は商売の知を授けてくれると同時に、「富とは自由のことだ」と教えてくれた。
世界中の別荘を巡りながら季節ごとに暮らす師のライフスタイル。それ自体が、「時間・場所・お金の自由」を実現したライフスタイルであり、後に、私の目指すべき姿そのものとなった。
何によりも、”所有”より”自由”を重んじる師の考え方が、私の価値観を根底から変えた。
Timeless Wisdom from Ⅿy Ⅿentorーー
師から授かった、人生の宝物
知恵の旅路
香港の海を一望できるラグジュアリーホテルのテラス席。そこは、世界のエグゼクティブや海外富裕層が集う特別な空間。私をいつもそこに招いてくれたのが、ユダヤ商人・Pater師匠でした。
サラリーマンだった当初の私は、自分がその場に”相応しくない”という違和感を抱いていました。 しかし、師と語らうたびにそのテラスは、日常の喧騒から解放され、心と身体を静かに整える”聖域”へと変わっていったのです。
師が語り始めるとき、その眼差しはいつも、遠くの水平線を見つめていました。「この世界ではすべてが移ろいゆく。土地も、建物も、時には紙幣さえも価値を失う。だからこそーーどんな環境でも生き抜ける”知恵”を身につけ、それを”形”にして次の世代へ残しなさい」
そう語る彼の言葉には、千年を超えるユダヤ商人の英知が宿っていました。
煌めく高層ビル群を指さしながら、師は私の魂を揺さぶる問いを投げかけます。
人は何のために働くのか?本当に求めているものは、何か?」その答えは、シンプルでありながら本質を突いていました。
それはーー
「人生を豊かにする三種の神器」=経済的×時間的×精神的 自由を手にするためなんだ。
この三種の神器は、「いくら経済的自由を得ても、時間や精神的自由がゼロかマイナスだったら、人生の豊かさはゼロかマイナスとなるんだよ」
豊かさへの扉を開く鍵
師は、香り立つ香港式ミルクティーを丁寧に注ぎながら、「ボナペティ」という食事の始まりを告げる言葉とともに、静かに語り続けました。
「豊かさを感じたいなら?
・忙しい自分を "" じれば時間的自由が確保 できる。
・自分が苦しくなってしまうものを "" てれば精神的自由が確保できる。
・お金を使う美学に向き合うことで経済的な自由を得るための 人生の”リズム" が整っていくのだよ。」
お金を使う”美学”を磨く
テラスに吹く柔らかな海風に包まれながら、師は最後にこう論しました。
ビジネスで人生を豊かにするには、"お金を使う美学"を磨かなければならない」
お金の使い道が、自分と家族のためだけで終わるのか。⇒身近な他者、地域社会⇒国家⇒そして地球と次世代のためと広がっていくのか。 その”視野の広がり”こそが、あなたの人生の豊かさを決定づけるのだよ」
彼の語る”美学”は、単なるライフスタイルではなく、人生観そのものでした。
「お金を稼ぐは経済学、使うは美学」—この教えは、私のビジネス哲学の 根幹を形成しています。この原則に基づき、常に新しい挑戦を続け、「人生を美しく、豊かに整える知恵」を考えていくようになりました。
Beyond Bordersーー
グローバル経験からの気づき
香港ーー世界のエグゼクティブと海外富裕層が集う、アジア随一の国際都市。その一角のラグジュアリーホテルのロビーで、私は自問しました。
「この空間を日常のように使いこなす人々は、一体どんな人生を生きているのだろうか?
ファッション業界でグローバルに活動する中で、私はある”衝撃的な事実”に出会いました。それは、地球上の富の約40%が、わずか1300万人ーー東京都とほぼ同じ人口規模のユダヤ民族によって築かれている現実でした。
世界を代表するファッションブランド、ラグジュアリービジネス、国際金融、ハリウッド、テックーーあらゆる分野で彼らはキープレイヤーとして存在感を示し続けていたいるのです。
「この発見は、私の人生観を根底から変えた」と私は断言できます。
そこから私は、ユダヤの商売原則を徹底的に学びました。表面的なテクニックではなく、その背景にある哲学・習慣・価値観にまで踏み込み、やがてそれを『日本流 人生を豊かにするユダヤの商売原則』として体系化していったのです。
その知恵こそが、私の経営哲学「断捨ISM」の精神的礎となり、今もなお、あらゆるビジネスと人生の選択の中で息づいています。
The Art of Everyday Eleganceーー
自由と美しさが静かにみちていく
非日常を、日常に溶け込ませる方法
働く意味、人生の目的とは?
「何のために働き、何を求めて生きていますか?」アンドリュー広瀬氏は、迷いなくこう語ります。
「私が海外で体験したラグジュアリーホテルのように、日常の喧騒から解放され、心と身体を静かに整える”聖域”のオーナーになること、自分と関わる人たちと一緒に人生をより美しく豊かに整えたい。」 
他者の幸せを創造することーーそれが、まだ実現していない夢だからこそ、彼にとっての毎日の原動力となり、ビジネスと人生に確かなリズムをもたらしているのです。
”特別な場所”は、人生を変える起点になる
「彼は問いかけますーーあなたには、心から豊かさを感じられる”特別な場所”がありますか?」。そして続けます。「心から豊かさを体現する環境に身を置くことは、自己変革の第一歩です。」
ここで断捨ISM®思考法のひとつをご紹介しましょう。
日常に潜む”制約”を手放し、非日常を日常に馴染ませるための方法です。それは単なる旅行や贅沢ではなく、人生そのものを美しく整えるための”鍵”なのです。
究極のラグジュアリー体験を”資産”に変える
世界の秘境ビーチ、原生ジャングル、神秘の山々。ーーそんな非日常空間に存在する『SixSenses(シックスセンシズ)リゾート&スパ』は、心と身体を深く癒すホリスティック体験を提供しています。世界ホテルブランドランキングでも連続1位の評価を誇ります。
日本でも”自己変革の旅”が始まる
2024年、日本初上陸の地に選ばれたのは京都。
今後、北海道・ニセコや箱根・強羅への展開も予定され、国内でも”自己変革の旅”が手の届くものになりつつあります。
さらに、このブランドの運営会社への株式投資を通じて、無料で宿泊・美食・ホリスティック特典を得ることも可能に。これは、新時代の豊かさの象徴と言えるでしょう。
富裕層のように生きる、という選択肢
こうした「ホテル誘致・開発・運営する会社の株主(オーナー)となる」投資機会は、一部の富裕層だけのものではありません。個人投資家にも開かれており、法人名義ならビジネス用途での活用も可能。会議や接待の場として利用すれば、経費計上もできます。
実際、『SixSenses』以外にも、『フォションホテル(パリ発の美食ブランド)』や『バンヤンツリー(自然回帰型リゾート)』などでも、同様の恩恵を受けられます。
サラリーマンでも、主婦でも、経営者でも。
お金を使う美学」を身につければ、”オーナーになる”という特権は、自分で選び取れるのです。
断捨ISM®が切り開く未来
「稼ぐために、苦労を”足す”時代は終わりました。」これからは、余計な努力を”そぎ落とし”、自由と美しさが静かにみちていく生き方へ。 
お金を使う”美学”を身につけ、適切な投資思考を持つことで、かつては「高嶺の花」だった空間や体験が、少しずつ日常へと変わっていくのです。
”特別な場所”をデザインする思考法
断捨ISM®思考法 「特別な場所」デザイン法 『手が届かない』という思い込みを""ち、『贅沢は買うもの』という幻想を""て、”非日常を日常に溶け込ませるリズム"を整えること。 
真の豊かさを体感できる環境に身を置くことで、人生全体が自然と調和し、美しく整っていきます。
人生の”旅の地図”を描こう
“断つ・捨てる・リズム”で、ビジネスと人生を、美しく豊かに整える物語は、
日常の忙しさに埋もれる前に、
人生の質を高め、真の豊かさを見極める「審美眼」を磨くためのーー
あなた自身の”旅の地図”となるはずです。
The Story of Andrew Hirose
ーー“断つ・捨てる・リズム”で、ビジネスと人生を、美しく豊かに整える物語
Beyond the Beauty Store-断捨ISM® Inspired by the Founder of McDonald’s Japan × HongKong Jewish Merchant

EPISODE1【起点】:すべての原点は「地方の化粧品店」だった
化粧品専門店『HIROSEYA』の経営者 広瀬史貴。ビジネス界では"アンドリュー広瀬"として知られているが、実は、地方都市・岐阜で生まれ育ち、家族とともに営む小さなお店を継いだ一人の息子に過ぎなかった。
EPISODE2【転機】:ユダヤ商法が教えてくれた世界基準の視点
その原点は、若き日に伊藤忠アパレルに勤めていた頃にさかのぼる。 そこで彼は頭角を現し、やがて運命的な出会いを果たす―日本マクドナルド創業者・藤田田社長から商売哲学『ユダヤの商法』を、直接手ほどきされたのだ。
世界最大の小売業ウォルマートとマクドナルドによる米国発キッズブランド『マックキッズ』の日本展開という、前例のない大役を任される。20代にして、世界規模のビジネスの最前線を駆け抜ける日々が始まった。
EPISODE3【挑戦】:グローバルビジネス最前線で見えた真実
物語は、さらに大きな世界へーー香港での挑戦が始まった
30代で、グローバル事業開拓のためひとり香港へ身を投じた。『ポロシャツ世界ナンバーワンブランド:ラルフローレン』、『メンズ下着世界ナンバーワンブランド:カルバンクライン』世界的ラグジュアリーブランドから全世界向けオーダー受注という、日系企業が未到達だった快挙を成し遂げた。
しかし、真の成功と充実が訪れたのは、それまでの肩書も常識もすべて”手放した”あとに訪れた。
EPISODE4【覚醒】:Andrewと名乗った日、世界が変わった

つ、てる、リズムを整える
—この三つの行動が人生を一変させる鍵となる」
忙しさに支配された日々を"断"ち、日本名を""てAndrewと名乗る決断をした瞬間、人生の"リズム"が整い、世界が一変した。彼の魂を揺さぶった「ビジネスの本質」と「審美眼」との出会いが、新たな物語の始まりとなった。
「人生を豊かにする三種の神器」「お金を稼ぐは経済学、使うは美学」
香港で出会ったユダヤ商人Peter師から、数千年の歴史を持つ”商売の智慧”を授かり、「富とは自由のことだ」と教えられた。 その時期、厳しい競争で、過労とアトピーで心身を病んだ彼は、”本物の豊かさ”とは何かを自らに問い直すことになる。
初代グローバルオフィス所長として、商売の本質や「豊かさ」について深く学ぶ中で確立されたのが、彼と香港人スタッフ1名の少数精鋭で成果を出すための「断・捨・リズム」。この原理こそが、のちに「断捨ISM®経営」につながっていく。
EPISODE5【再構築】:家業を進化させる断捨ISM®経営
物語は、小さな街の化粧品店へと移る
どれほどすごい肩書や経験を積んでも、心から満たされた瞬間は、「もう一度、実家の店を立て直し、誰かの生活を豊かにするものを届けたい」そう決意した時から、彼の本当の挑戦が始まった。家業である街の化粧品店の再建に、ゼロから乗り出したのだ。
創業から46年。もともと家族で営む小さな化粧品店だった。かつて賑わった店前の駅は姿を消し、その跡地には巨大なドラッグストアが出現していた。また、実家の店は時間が止まったかのような経営スタイルで、売上があっても、まるで利益が残らない。想像を超える試練が彼を待ち受けていた。
彼は諦めず、「断捨ISM®経営」によりビジネスをデザインし、ゼロから描きだした。「このお店、もう続けられないかも」と思った時期もあった。それでもーー「お客様・大切な人の笑顔が見たい」そんな想いだけは、ずっと変わらなかった。 
そこで、今まで海外で学んだことや、昔教えてもらった商売の原点を思い出し、「いらないことは手放して、必要なことだけを磨こう」ときめた。この考え方を”断捨ISM”と名付けることにして、家族と一緒にゼロから地域にお店をひろげた。
しかも、両親が長年築いてきた『地域に根ざしたリアル店舗として、メーカー商品を対面販売するスタイル』を守りつつ、大切な父母、奥様のそれぞれの役割を明確にし、”パパママストア”を次世代型へと進化させた。
EPISODE6【成果】:誰もが実践できる、断捨ISM®インストアマーケティングの力
「不可能」と言われた場所に、彼の審美眼は新たな可能性を描き出した。当初は業界規制の壁に挟まれてうまくいかなかった。 次第に、エリアに「ミシュラン店」のような個性の違う全国初の新業態をひとつずつ点在させ認知度を上げていった。おかげで、地方商業施設への直営出店を諦めていた有名ブランドが、次々と扉を叩くようになっていった。

◇業態は「街の化粧品店」⇒「コスメストア マーケティングカンパニー
業種は「化粧品販売業」⇒「美しくなれるライフスタイル提案業」
◇スタッフは「売り込む販売業」「ワクワクを仕掛けるマーケティング業」
cosmeを通じた生活者の気分を読み解き、新しいワクワクを提供。 知的情報の提供・ビジネスモデルの開発・店舗運営する業態へと変革したのです。
ビジネスをデザインする会社に進化することで、「全員女性」「本社スタッフゼロ」で12年連続黒字を実現できたのは、どんなお店・会社にも応用可能な”そぎ落とす”発想にヒントがあった。 気付けば、帝国データバンク評点58ーー日本企業の上位16%に位置する優良企業へと生まれ変わり、全国化粧品専門店の企業格付けでは全国第5位へと躍進した。
「皆さまのおかげで、今では毎日元気に営業できている。まだまだ進化途中だが、これからもあなたにとって、町でいちばん”美しくなれるライフスタイルが提案してもらえるお店”でありたい」。そう信じ、彼は今日も歩みを止めない。
EPISODE7【拡張】:業界プラットフォーム創設で経営者支援へ
また、業界の同業である先輩や同士に助けられた。その恩返しとして、年間廃業率が10%を超える中、彼は業界のプラットフォーム『粧サポ(しょうサポ)』を創設し、全国3021社が参画。業界改革という新たな扉を開いた。「断捨ISM®」での手法は、令和3年厚労省の働き方改革好事例モデルにも選出され、注目を集めている。
この手法は、「何かを足す」のではなく、「そぎ落とす」ことこそ、自由を獲得する道
過剰な努力、過剰な設備、過剰な人材配置ーーそれらを手放し、本当に価値あるものだけを選び抜く。今や業種や地域を超えて広がり、自由と美しさが静かに満ちていく「心のリズム」を生み出している。
EPISODE8【継承】:断捨ISM®という生き方をあなたへ
アンドリュー広瀬は「どうすれば人生をもっと美しく、豊かにできるか」という問いから、世界のファッションとビューティ業界での経験と、二人の師から学んだ知恵を融合し”断捨ISM”が誕生。
海外のブランドと一緒に仕事をする中で、”本当に良いものとは何かを学んだ”。だからこそ、今は、あなたに本当に合う化粧品とライフスタイルを提案することに誇りをもっている。
また、師から”三種の神器や、お金を使うことにも美学がある”と教わり、”どうすれば毎日の中で小さな幸せを感じてもらえるか”を考えるようになった。
断捨ISMは、モノを減らすことではなく”断つ・捨てる・リズム”で、ビジネスと人生を美しく豊かに整える方法。 ”不要なものを手放し、本当に大切なものだけを残す」ことで、時間的・精神的・経済的自由を自然に引き寄せる”思考と行動のリズム。

断捨ISM®(ダンシャリズム)とは
『余分なものを”断”ち、不要なものを”捨”て、新たな”リズム”でビジネス・人生をデザインする手法』
ISMとは信念×美学×インストアマーケティング』
その独創的な思考は、今、多くのビジネスパーソンのビジネスと人生を確実に変革しつつある。
あなたの人生に届く、4つの宝:
人生を美しく、豊かに整える知恵
一生涯あなたを支え導く”人生の宝物”がここにある。
ユダヤ商法×日本流 ビジネスの融合
伝説の経営者ーー 日本マクドナルド創業者・藤田田直伝の実践的英知。
地方・小規模店からの逆転戦略
未来を切り拓く”勇気”と”具体的な行動の指針”が得られる。
実践的ISMインストアマーケティング
今すぐあなたのビジネスに活かせる”現場直結のメソッド”
Beyound the Beauty Storeーー
街の化粧品店を超えてーー
挑戦物語のはじまり
1
商売の血を受け継いだ少年時代
幼い頃のアンドリュー広瀬氏の記憶は、香水の香りと母の笑顔で満ちていました。駅前の路面店「街の化粧品店」の2階が彼の家。階下では母が美しい笑顔で接客し、父は紡績工場が運営する近くのショッピングセンターで別の店を切り盛りしていました。
「休日の家族旅行」と言えば、他の子供たちが遊園地へ向かう中、広瀬家は必ず商業施設の視察が目的地。小さな広瀬少年の目に映る世界は、いつも商いの知恵と工夫に溢れていました。
2
郷里への帰還と厳しい現実
人生の転機が訪れたのは40歳の時。故郷に戻った彼を待っていたのは、想像を超える厳しい現実でした。かつて賑わった駅は姿を消し、その場所には巨大なドラッグストアになっていました。
実家の店は時間が止まったかのよう—帳簿は手書き、就業規則はなく、すべては「いつもの習慣」で回っていました。心地よい地域密着の裏には、効率を無視した過剰サービスという大きな代償が隠れていたのです。
3
変革への静かな決意
静かに流れる長良川のように、彼の心に決意が芽生えました。岐阜県では2007年以降、新規でブランド出店許可される商業施設がなく、同業者の撤退なしには店舗拡大が不可能という窮屈な現実。
「このままでは、川の流れに取り残された小石のように、時代の波に乗り遅れる」—その危機感が、家業に対する抜本的な変革への情熱を燃え上がらせたのです。
4
理解されない孤独な戦い
しかし、変革への道は決して平坦ではありませんでした。彼が提案する改善策は、まるで寒風に舞う雪のように、従業員たちの冷たい視線の中で消えていきました。
女性100%の職場では「共感」が金貨のように価値を持ち、「問題解決」という新しい通貨は受け入れられない—そこに組織文化の本質を見出しました。周囲に理解者がいない孤独な戦いの日々が続いたのです。
5
古代の知恵との出会い
暗闇の中で一筋の光を見つけたのは、世界で最も商売上手と称される「ユダヤ民族」の知恵に活路を見出したのです。
何千年もの離散と迫害を乗り越え、どんな環境でも業を起こしてきたユダヤ商法の秘密。彼はそれらを徹底的に研究し、時代や場所を超えて普遍的に通用する『日本流 人生を豊かにするユダヤの商売原則』として自らの手で体系化して日本流にアレンジしていきました。
6
不可能を可能にする挑戦
「無理だ」「できない」という言葉が支配する岐阜の商業界。多くの同業者が撤退していく「厳しい」商業施設に、アンドリュー広瀬氏は全く新しい視点でアプローチする革新的な方法を編み出しました。
2020年、日本小売業界第4位の総合スーパー「アピタ」の化粧品売場。その共有通路に、まるで魔法のように現れた「日本最小級8坪の新店」。業界の常識を覆すその出店方法は、固定観念という城壁に風穴を開けたのです。
7
奇跡の変貌
物語は、まるでシンデレラのように劇的な展開を見せました。わずか1年後、その小さな8坪の店は、中部エリア最大級の化粧品売場へと華麗に変貌。業界関係者を驚かせました。
コアタイム制導入による短時間・少人数勤務、ハイブリッド型でコストを切り詰めた共同運営—前例のない「断捨ISM®経営」を考案しながら、年間売上1億円という高い壁を、まるで軽やかな足取りで乗り越えたのです。アンドリュー広瀬氏の挑戦の物語は、まだ続いていました。
はじまりは、大手総合スーパーの通路を借りた日本最小級8坪の店。
1年後には、大手総合スーパーとコラボした全国初の新業態となり 中部エリア最大級の化粧品売場となる。
既存の化粧品店を断念 - 新たな物語の始まり
「この場所では普通の化粧品店は無理だ」—アンドリュー広瀬の心に重い決断が下りました。見慣れた商業施設『モレラ岐阜』は、3度のオーナーチェンジで競合他社が次々と撤退し、多くのブランドが見限った場所でした。しかし、8坪の小さな店から始まった挑戦の物語は、ここで終わるはずはありませんでした。
5年間の長き旅の末、彼は新たなビジネスのデザインを創造します。日本最大の美容のクチコミサイト『@cosme』との出会いでした。常識を打ち破る外技系(技術やノウハウだけ提供を受ける)契約交渉を重ね、ついに全国初のwith @cosme新業態が誕生。地元客も業界関係者も目を見張る革新的な売場が出来上がったのです。
ビジネスをデザインする会社に進化
「不可能」と言われた場所に、彼の審美眼は新たな可能性を描き出しました。地方商業施設への直営出店を諦めていた有名ブランドが、次々と扉を叩くようになったのです。
断捨ISM®経営  ビジネスモデル・デザイン法
「直営店を"断"ち、販売スタッフを"捨"て、"ブランドを自由に試せるリズム"を店内で確立する」—この革命的な発想から、全国初のSABON、韓国コスメ、ORBISコーナーが次々と生まれ、新たな伝説となりました。
断捨ISM®経営 収益デザイン法
「売れる根拠のない商品を増やす運営を"断"ち、売れ筋に絞り込めない在庫管理を"捨"て、在庫がお金に換わる"超高速在庫回転のリズム"を確立する」—この手法が実を結び、2025年度には驚異の1.3ヶ月サイクルで店頭商品が全てお金に変わる魔法のような循環を生み出したのです。
伝説へと続く道
小さな挑戦は、6年という時の流れの中で、48坪→60坪→100坪と、まるで生き物のように成長を続けました。2024年、ついに年間客数8万人、売上3億円を超える岐阜県No.1の集客店舗へと成長したのです。
そして彼の知的情報としての蓄積は店を超え、日本商業新聞社の「マーケットアイ👀」として全国へと語り継がれるようになりました—小さな8坪から始まった革命の物語は、まだ終わりを知りません。
化粧品専門店初!!世界の美容愛好家で大人気ブランド『SABON』コーナーが誕生。
新たなビジネスのデザインを創造。
10年間の革新的挑戦で得た『自由』
かつて単なる「街の化粧品店」だった家業は、10年という時を経て、「コスメストア マーケティングカンパニー」へと生まれ変わったのです。
この変革の核心にあったのは、「断捨ISM」という独自の思考法ーー余分なものを”断”ち、不要なものを”捨”て、新たな”リズム”でビジネス・人生をデザインする手法でした。
役割の変化
◇業態は「街の化粧品店」⇒「コスメストア マーケティングカンパニー
業種は「化粧品販売業」⇒「美しくなれるライフスタイル提案業」
◇スタッフは「売り込む販売業」「ワクワクを仕掛けるマーケティング業」
cosmeを通じた生活者の気分を読み解き、新しいワクワクを提供。 知的情報の提供・ビジネスモデルの開発・店舗運営する業態へと変革したのです。
断捨ISM®経営 経営デザイン法
「本社スタッフゼロ」という従来の常識を”断"ち、管理業務に縛られた古い体制を"捨"て、”全スタッフが現場の最前線で活躍する環境リズム"を確立しました。 経営者自身も自営業者から起業家経営者へと成長。78対22の法則の「22」に集中することで、ビジネスの本質を見極める目を養ったのです。
断捨ISM@経営 時間管理デザイン法
突然の呼び出しや場当たり的な相談の文化を”断"ち、経営者との時間は全てアポイント制に。 その場対応の習慣を"捨"て、"経営者は「戦略」に、スタッフは「戦術」に専念するリズム”が生まれ、双方が本来の役割に集中できる美しい時間術が花開いたのです。
断捨ISM@経営 財務デザイン法
銀行融資の難関とされる「当座貸越」を活用し、経営者保証をすべて”断”ち、6年以内に回収できない投資計画を勇気を持って”捨”てました。”店舗デザインへの戦略的投資リズム”を確立することで、自己資本比率を45%まで高める成果を手にしたのです。
化粧品専門店業界の問題点は、経営者以外は誰も「利益」を意識しない体質。 
そこでの利益剰余金を意識した財務戦略は効果的でした。
断捨ISM@経営 自由獲得デザイン法
一人で全てを抱え込む従来の経営スタイルを”断"ち、会計・人事労務はすべて外部専門家に委託。「会社にいなければ仕事ができない」という固定概念を"捨"て、”デジタルアウトソーシングのリズム"を確立しました。本来業務に集中できる自由、どこにいてもDX化でつながることで、場所的時間的自由を獲得しました。 
この物語の教訓は明確でした—「何かを足す」のではなく、「そぎ落とす」ことこそが真の自由への道だということ。あらゆる"過剰"から解放されたとき、経営は整い、自由に、美しく、そして驚くほど豊かに変化していくのです。
断捨ISMの結論
広告宣伝費・DMゼロ、営業ノルマゼロ、人事評価制度ゼロ、朝礼・食事会ゼロ—業務を引き算すればするほど、私たちは自分の真の役割に集中でき、本質的・場所的・時間的自由という真の宝物を手に入れたのです。
現在の事業と役割
株式会社光広 (HIROSEYA)
創業58年の老舗企業の代表取締役。「美しくなれるライフスタイル提案業」として、12年連続黒字経営を継続。全員女性・本社スタッフゼロという革新的な組織体制を確立。帝国データバンク評点58点の日本企業の上位16%に位置する優良企業として評価されている。
一般社団法人 化粧教育優良店認定機構
代表理事。業界の未来を見据え、化粧品専門店の経営課題解決の解決に取り組む。 「従業員ゼロ体制」「独占契約」「デジタルアウトソーシング」という革新的手法を通じ、”教育優良店”の育成を牽引している。
粧サポ(しょうサポ)
創業者代表。全国3,021社が参画する、化粧品専門店の経営支援プラットフォーム。厚労省「働き方改革・好事例モデル」にも選出。EPARKキャッシュレスの導入を支援し、わずか1年で導入企業数を1000社に拡大。業界全体の利益率向上と経営効率化に大きく貢献している。
地域貢献
岐阜市クールぎふプロデューサーとして、市長公室に招聘。ブランドマーケティングの知見を地元に還元すべく、40万人都市・岐阜市のPRとブランド構築を主導。4年にわたる戦略的プロデュースにより、都市ブランドの確立と地域発信力の強化に大きく貢献した。
*2013年~2018年 岐阜市役所 唯一の民間非常勤役職者
経営実績
◇売上9億2千万円(2024年度)、12年連続黒字経営。 ◇10年間で自己資本比率20%→45%、純資産の利益剰余金0円→1億5,000万円。直営コスメストア:差別化された5店舗(3億規模1店、2億規模1店、1億規模3店)を運営。
『岐阜市男女共同参画優良事業者大賞』受賞、『岐阜市女性活躍優良事業者』連続認定(2020-2025年)、帝国データバンク評点58点獲得。
断捨ISM®(ダンシャリズム) 商標登録2024-86512号
The Framework
ーー人生とビジネスを整える断捨ISM®体系図

📚 Chapter1 グローバルキャリアの構築

20代:ブランドの夢を追って 若き日、彼は『マックキッズ』を、マクドナルドより速い全国展開という挑戦的条件を、イオンとの戦略的独占契約により僅か1年で達成しました。 30代:グローバルビジネスへの挑戦 香港へ単身渡った彼は、『ラルフローレン』や『カルバンクライン』など世界的ブランドの全世界店舗向け事業構築という卓越した成果を実現しました。 世界No.1企業との協業を通じ、グローバルスタンダードのビジネス感覚を磨きました。 40代:事業の第二創業 街の化粧品店から、コスメストア・マーケティングカンパニーへと進化。 有名ブランドを『外技系』としてビジネスモデルを構築。店舗ごとにミシュラン店のような個性の違う一番店を点在させ高めるプローチを確立しました。 ビジネスの本質と審美眼で見てデザインする 日本マクドナルドは 『ハンバーガーを売るのではなく、ビジネスモデルを売る』 ことで全国展開をしていったことに着目。アメリカのビジネス『外資系』を日本流に作り替えた『外技系』(技術やノウハウだけ提供を受ける)のやり方をアレンジしてビジネスをデザインしました。 20代 『子供服を売るのではなく、子供の夢を形にするビジネスモデル』を構築することでした。 30代 『商品を売るのではなく、一流商品を生み出すビジネスシステム』の創造へと深化しました。 40代 『化粧品を売るのではなく、美しさを実現するライフスタイルを提案するビジネスモデル』へと差別化しました。 香港で誕生した「断・捨・リズム」経営哲学 香港での経験は彼のビジネス哲学の礎となりました。「香港タイガー」と称される外国企業の優秀な女性リーダーたちや、数千年の商売知を持つユダヤ商人たちとの厳しい競争環境で、従来の日本式ビジネスでは克服できない壁に挑みました。初代グローバルオフィス所長として、日本人1名、現地スタッフ1名という最小限の体制で構築した効率重視の「断・捨・リズム」経営は、後に「本社スタッフゼロ」という革新的なビジネスモデルをデザインすることに進化したのです。

📚 Chapter2 日本流 人生を豊かにするユダヤの商売原則をまとめる

師との出会いが商売の道を変えた 恩師の藤田田社長の本『ユダヤの商法(世界経済を動かす)』との出会いが私の人生を変えました。この本は後に柳井正社長や孫正義社長など、日本の著名な経営者たちに大きな影響を与えた成功法則の書でした。 時間の使い方が人生を変えた 恩師の藤田田社長からマクドナルド創業時の話を聞きました。「ハンバーガー店を4店も開店しながら次の準備もできるなんて、あなたはヒマに違いない。商売人はまずヒマを作るべきです」とユダヤ商人に言われたそうです。 当時は"忙しさが価値"だと思っていましたが、78対22の法則を知り、重要な「22」の仕事に集中することの大切さを学びました。師は「休日を聖なる日(ホーリーデイ)」と呼び、本来の自分に戻る日だと教えてくれました。 また、マクドナルド1号店は、銀座三越の軒下を借り、歩行者天国の道路をお店の一部としたテイクアウト出店戦略をたて、『ファストフード=時間販売業』を日本流にアレンジして立ち食い文化を創造しました。 たったの39時間。ーそれが、日本で初めてのマクドナルドの店舗を建てるために与えられた時間でした。別の場所に土地を借りて、実際に店舗を建てては解体するという作業を繰り返してシミュレーション。3回目にして、ついに36時間で完成することができるようになり、本番に臨んだそうです。 アンドリュー広瀬氏も同じように、逆境の中、通常では考えられない新しいお店をつくっていきました。これからは、”ビジネスをデザインする審美眼”を鍛えることが重要となります。 『日本流 人生を豊かにするユダヤの商売原則』~13の戦略物語~ 恩師の藤田田社長に習い、『外資系』の商売原則ではなく、日本流に作り替えた『外技系』にしました。また、香港のユダヤ商人Peter師から「13」という数字で商売原則をまとめる大切さを学びました。その中から、4つの戦略の一部をご紹介します。 ①マーケティング お客様との出会いを求めた旅  日本では「良い商品を作れば売れる」という考えが主流ですが、ユダヤ流は「誰に、どこで売るか」を最初に考えます。  最初の8坪の店から、すべての成功店は「場所選び」と「珍しいブランド集め」から始まりました。 お客様の夢を語り続けた日々 ライバルと戦うより、地域のお客様の代弁者になることを選びました。地域ごとに異なる戦略で、常に新分野を開拓する道を歩んできました。 どんな時も「お客様に近づき、声を聴く」という基本を守り、それが革新的な店舗形態を生み出しました。「新しい形」を作り「地域一番」になることで成功したのです。 女性の心を映す鏡になる ビューティビジネスで学んだのは「女性の夢をデザインする」ことの価値です。「ちょっとした贅沢品」を提供し、心の豊かさを届けることで持続的な需要を創出しました。 「化粧は一種のファッション」という願いに寄り添い続けることが、長期的成功の鍵となりました。 ➁交渉術 共に成功する道を探す 大手ブランドとの交渉で行き詰まった時、相互利益となる発想を模索しました。「新しい価値」を共に見出す提案が解決への鍵となりました。 情報を集めて理解する 重要な交渉前に必要な情報を収集し、全体像を把握する力を養いました。これにより業界に革新的な提案ができるようになりました。 信頼関係を大切にする 革新的な契約方法を考案し、新たな協力形態を生み出しました。「神との約束」の姿勢が、困難を乗り越え長期的な信頼関係の基盤となりました。 ③ルール作り みんなが活躍できる場を作る 業界に新ルールを提案した際、最初は「自社利益のため」と疑われましたが、業界全体の利点を根気強く説明し、最終的に広く受け入れられました。 ルールを自分で作る 師から「世の中には、ルールを作る人と従う人しかいない」と学びました。以来、新たな価値を生み出すルール作りに挑戦し、独自の業界改革に取り組みました。 文化をつなぐ方法 海外ブランドとの協業では「外資系」ではなく「外技系」アプローチを採用。ブランドの本質を理解しつつ、地域文化に適合するルールを構築し、独自のポジションを確立しました。 ④収入の仕組み作り 休まなくても稼げる仕組みを作る 初期の苦労から「働かなくても収入が得られる仕組み」を構築。顧客との長期関係を基盤とした自動的な収益システムを確立しました。 時間を資産として育てる 日々の忙しさの中でも将来のための仕組み作りを優先。即時的利益より時間とともに価値が増す方法を選択し、安定と成長の基盤を築きました。 複数の事業を持つ 単一事業のリスクを避けるため、事業領域を徐々に拡大。各事業が相互補完する体制を構築し、リスク分散と安定成長を実現しました。

📚 Chapter3 断捨ISM®経営での「業態変革」と「業界改革」

業態変革:株式会社光広(HIROSEYA) ◎身近な人々 ◎地域・業界への貢献  小さな「街の化粧品屋さん」から、時代とともに変わりました。「コスメストア マーケティングカンパニー」として新しい道を歩み、働き方も変えていきました。 ☞起業家(自営業)の時代。朝から晩まで店に立ち、全て自分でやる毎日。 ☞経営者への変化。仕組みを作り、人を活かす経営。 ☞起業家経営者としての成長。新しい価値を世に届ける未来へ。 スタッフも「売り込む販売業からワクワクを仕掛けるマーケティング業」に変わりました。 業態変革 昔ながらの「街の化粧品屋さん」から、未来志向の「コスメストア マーケティングカンパニー」へ。時代に流されるのではなく、自ら新しい波を作る挑戦でした。 地域に根付いた挑戦 岐阜に「ミシュラン店」のような個性的な一番店を作る夢へ。「この地域の特性は何か」を考え、地域の声を大切にした道のりです。 断捨ISMという変革 「本社スタッフゼロ」という新しい経営の形。78対22の法則の「22」に力を注ぐことで見えてきた、新しいビジネスの可能性。 ➀➁③詳しく見てみましょう! ①働き方を変え、属するクワドラントを移る。 従来の化粧品店の日常 普通の商品を並べ、お客様を待つ毎日。 ◇店内での "戦術" に追われる日々。 ◇起業家(自営業)という名の終わらない仕事。 コスメストアへの変化 特別な商品とお客様の笑顔を作る喜び。 ◇店の外にも目を向け "戦略" を考える時間ができる。 ◇経営者としての自由。 マーケティングカンパニーへの成長 成功体験を形にして、次の世代へつなぐ。権利収入という仕組みが未来を明るくする。 ◇良い "戦略" があれば、成功する "戦術" が生まれる。 ◇起業家経営者として世界を変える夢。 ➁地域密着型展開 個性的な店舗デザイン 各店が地域の特色を映す場所に。訪れる人に「ここだけの」体験を提供する場所として。 専門的なカウンセリング 地域の人々の悩みや希望に寄り添い、心に響くサービスで信頼を築く。 地域イベントの開催 地域の皆さんと一緒に作る美の祭り。ワークショップを通じて、地域のつながりを深める。 ③断捨ISMという挑戦 本社スタッフ0名の新しい形 「当たり前」を見直す勇気から生まれたアイデア。管理業務は外部の専門家に任せ、私たちは本来の仕事に集中できる自由を得ました。 シンプルな経営体制 販売スタッフが中心の逆ピラミッド組織。無駄をなくした形で、効率と成果が上がる新しいビジネスの形。 素早い意思決定 デジタル技術を活用し、スマレジのデータや防犯カメラの映像から事実を見る。情報と直感が合わさると、最良の判断ができます。 理念が示す未来への道 同じ夢を持つ仲間と進む旅。「新しいワクワクを生み出すコスメストア マーケティングカンパ二ー」という光が、私たちの道を照らしています。

業界改革:『粧サポ』

化粧品業界に新しい取り組みをもたらす『粧サポ』が始まりました。業界・国家・次世代に貢献することを目指し、革新を続けています。 その成果として、2021年には厚生労働省働き方改革推進事業の好事例ビジネスモデルに選ばれ、厚生労働省の冊子に掲載されました。 知識の共有 3021社の化粧品店がある組合に、情報と経営支援のプラットフォームを作りました。個々の店だけでなく、業界全体の成長を目指しています。 問題解決のサポート 店舗経営者の様々な課題に対応します。ライセンス、フィンテック、人材教育など、専門家の知識を活用して解決策を提供します。 デジタル化の推進 EPARKキャッシュレスの導入会員は1000社を超えました。業界の利益率は改善し、デジタル化によって皆がさらに成長しています。 断捨ISMの実践:社員ゼローシンプルな組織づくり 柔軟な組織体制 社員を持たない考え方で、必要な時に必要な専門家と一緒に働き、最適なチームを作ります。 専門家との協働 仕事ごとに最も適した人を集め、効果的なチームを組みます。 柔軟な経営 固定費を減らした経営で、自由に動け、新しいことに挑戦できます。

夢の実現と未来への展望
1
10代
岐阜から出て
カナダのバンクーバーに住み生涯のパートナーと出会う。
2
20代
結婚し、東京の自由が丘で新生活を始める。
3
30代
香港の美しい海と輝く夜景が見えるホテル・レジデンスでの暮らしを実現。
4
40代
「イル・ド・フランス」様式のHOME OFFICEとした理想の生活スタイルを確立。
憧れの雑誌『輸入住宅』に掲載される。
5
50代
東京目黒のタワーマンションと、地元・岐阜の都ホテル長良川にサテライトオフィスを設ける。
家族への感謝と共に歩む道
「海と夜景の見える都会的な場所に住みたい」という夢は香港で叶いましたが、アンドリュー広瀬氏は個人の成功だけでは真の幸せを感じられないことに気づきました。夢は共有してこそ意味があり、現在の仕事は家族との貴重な時間という宝物をもたらしています。
最も勇気ある決断は、妻が都会を離れ岐阜の広瀬家の店で新たな一歩を踏み出したことでした。彼女の「良い人の周りには良い人が集まる」という自然な明るさが、女性だけの職場の調和を支え、常に支援してくれる妻への感謝がこの物語の核心です。
📚まとめ~
商いで世の中を良くする
これからは、”ビジネスをデザインする審美眼”を鍛えることが重要となります。
女性の心を映す鏡になる
世界のファッションとビューティ業界での経験から「女性の夢をデザインする」ことの価値を学びました。「ちょっとした贅沢品」を通じて心の豊かさを提供し、「化粧は一種のファッション」という答えのない願いに寄り添うことが人生を豊かにする商売原則の鍵となりました。
断捨ISMが変える人生
お金を稼ぐは経済学、使うは美学』という信念のもと、断捨ISM®(ダンシャリズム)を探求してきました。忙しい自分を""じれば時間という宝物が生まれ、苦しみを""てれば心の自由が広がり、お金を使う美学に向き合うことで”人生のリズム"が整い、美しく豊かな人生を実現します。
社会的価値を生み出す
『他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる。』広瀬氏のISMは他者の幸せ創造と共にあります。『断捨ISM』を通じて世の中に新たな希望を育み、社会に価値をもたらす物語を紡ぎ続けています。