それはーー「人生を豊かにする三種の神器」=経済的×時間的×精神的 自由を手にするためなんだ。この三種の神器は、「いくら経済的自由を得ても、時間や精神的自由がゼロかマイナスだったら、人生の豊かさはゼロかマイナスとなるんだよ」
「お金の使い道が、自分と家族のためだけで終わるのか。⇒身近な他者、地域社会⇒国家⇒そして地球と次世代のためと広がっていくのか。 その”視野の広がり”こそが、あなたの人生の豊かさを決定づけるのだよ」
「私が海外で体験したラグジュアリーホテルのように、日常の喧騒から解放され、心と身体を静かに整える”聖域”のオーナーになること、自分と関わる人たちと一緒に人生をより美しく豊かに整えたい。」
断捨ISM®思考法 「特別な場所」デザイン法ー 『手が届かない』という思い込みを"断"ち、『贅沢は買うもの』という幻想を"捨"て、”非日常を日常に溶け込ませるリズム"を整えること。
「人生を豊かにする三種の神器」「お金を稼ぐは経済学、使うは美学」
この手法は、「何かを足す」のではなく、「そぎ落とす」ことこそ、自由を獲得する道
「直営店を"断"ち、販売スタッフを"捨"て、"ブランドを自由に試せるリズム"を店内で確立する」—この革命的な発想から、全国初のSABON、韓国コスメ、ORBISコーナーが次々と生まれ、新たな伝説となりました。
「売れる根拠のない商品を増やす運営を"断"ち、売れ筋に絞り込めない在庫管理を"捨"て、在庫がお金に換わる"超高速在庫回転のリズム"を確立する」—この手法が実を結び、2025年度には驚異の1.3ヶ月サイクルで店頭商品が全てお金に変わる魔法のような循環を生み出したのです。
◇業態は「街の化粧品店」⇒「コスメストア マーケティングカンパニー」◇業種は「化粧品販売業」⇒「美しくなれるライフスタイル提案業」◇スタッフは「売り込む販売業」⇒「ワクワクを仕掛けるマーケティング業」
「本社スタッフゼロ」という従来の常識を”断"ち、管理業務に縛られた古い体制を"捨"て、”全スタッフが現場の最前線で活躍する環境リズム"を確立しました。 経営者自身も自営業者から起業家経営者へと成長。78対22の法則の「22」に集中することで、ビジネスの本質を見極める目を養ったのです。
突然の呼び出しや場当たり的な相談の文化を”断"ち、経営者との時間は全てアポイント制に。 その場対応の習慣を"捨"て、"経営者は「戦略」に、スタッフは「戦術」に専念するリズム”が生まれ、双方が本来の役割に集中できる美しい時間術が花開いたのです。
銀行融資の難関とされる「当座貸越」を活用し、経営者保証をすべて”断”ち、6年以内に回収できない投資計画を勇気を持って”捨”てました。”店舗デザインへの戦略的投資リズム”を確立することで、自己資本比率を45%まで高める成果を手にしたのです。
一人で全てを抱え込む従来の経営スタイルを”断"ち、会計・人事労務はすべて外部専門家に委託。「会社にいなければ仕事ができない」という固定概念を"捨"て、”デジタルアウトソーシングのリズム"を確立しました。本来業務に集中できる自由、どこにいてもDX化でつながることで、場所的時間的自由を獲得しました。
📚 Chapter1 グローバルキャリアの構築
20代:ブランドの夢を追って 若き日、彼は『マックキッズ』を、マクドナルドより速い全国展開という挑戦的条件を、イオンとの戦略的独占契約により僅か1年で達成しました。 30代:グローバルビジネスへの挑戦 香港へ単身渡った彼は、『ラルフローレン』や『カルバンクライン』など世界的ブランドの全世界店舗向け事業構築という卓越した成果を実現しました。 世界No.1企業との協業を通じ、グローバルスタンダードのビジネス感覚を磨きました。 40代:事業の第二創業 街の化粧品店から、コスメストア・マーケティングカンパニーへと進化。 有名ブランドを『外技系』としてビジネスモデルを構築。店舗ごとにミシュラン店のような個性の違う一番店を点在させ高めるプローチを確立しました。 ビジネスの本質と審美眼で見てデザインする 日本マクドナルドは 『ハンバーガーを売るのではなく、ビジネスモデルを売る』 ことで全国展開をしていったことに着目。アメリカのビジネス『外資系』を日本流に作り替えた『外技系』(技術やノウハウだけ提供を受ける)のやり方をアレンジしてビジネスをデザインしました。 20代 『子供服を売るのではなく、子供の夢を形にするビジネスモデル』を構築することでした。 30代 『商品を売るのではなく、一流商品を生み出すビジネスシステム』の創造へと深化しました。 40代 『化粧品を売るのではなく、美しさを実現するライフスタイルを提案するビジネスモデル』へと差別化しました。 香港で誕生した「断・捨・リズム」経営哲学 香港での経験は彼のビジネス哲学の礎となりました。「香港タイガー」と称される外国企業の優秀な女性リーダーたちや、数千年の商売知を持つユダヤ商人たちとの厳しい競争環境で、従来の日本式ビジネスでは克服できない壁に挑みました。初代グローバルオフィス所長として、日本人1名、現地スタッフ1名という最小限の体制で構築した効率重視の「断・捨・リズム」経営は、後に「本社スタッフゼロ」という革新的なビジネスモデルをデザインすることに進化したのです。
📚 Chapter2 日本流 人生を豊かにするユダヤの商売原則をまとめる
師との出会いが商売の道を変えた 恩師の藤田田社長の本『ユダヤの商法(世界経済を動かす)』との出会いが私の人生を変えました。この本は後に柳井正社長や孫正義社長など、日本の著名な経営者たちに大きな影響を与えた成功法則の書でした。 時間の使い方が人生を変えた 恩師の藤田田社長からマクドナルド創業時の話を聞きました。「ハンバーガー店を4店も開店しながら次の準備もできるなんて、あなたはヒマに違いない。商売人はまずヒマを作るべきです」とユダヤ商人に言われたそうです。 当時は"忙しさが価値"だと思っていましたが、78対22の法則を知り、重要な「22」の仕事に集中することの大切さを学びました。師は「休日を聖なる日(ホーリーデイ)」と呼び、本来の自分に戻る日だと教えてくれました。 また、マクドナルド1号店は、銀座三越の軒下を借り、歩行者天国の道路をお店の一部としたテイクアウト出店戦略をたて、『ファストフード=時間販売業』を日本流にアレンジして立ち食い文化を創造しました。 たったの39時間。ーそれが、日本で初めてのマクドナルドの店舗を建てるために与えられた時間でした。別の場所に土地を借りて、実際に店舗を建てては解体するという作業を繰り返してシミュレーション。3回目にして、ついに36時間で完成することができるようになり、本番に臨んだそうです。 アンドリュー広瀬氏も同じように、逆境の中、通常では考えられない新しいお店をつくっていきました。これからは、”ビジネスをデザインする審美眼”を鍛えることが重要となります。 『日本流 人生を豊かにするユダヤの商売原則』~13の戦略物語~ 恩師の藤田田社長に習い、『外資系』の商売原則ではなく、日本流に作り替えた『外技系』にしました。また、香港のユダヤ商人Peter師から「13」という数字で商売原則をまとめる大切さを学びました。その中から、4つの戦略の一部をご紹介します。 ①マーケティング お客様との出会いを求めた旅 日本では「良い商品を作れば売れる」という考えが主流ですが、ユダヤ流は「誰に、どこで売るか」を最初に考えます。 最初の8坪の店から、すべての成功店は「場所選び」と「珍しいブランド集め」から始まりました。 お客様の夢を語り続けた日々 ライバルと戦うより、地域のお客様の代弁者になることを選びました。地域ごとに異なる戦略で、常に新分野を開拓する道を歩んできました。 どんな時も「お客様に近づき、声を聴く」という基本を守り、それが革新的な店舗形態を生み出しました。「新しい形」を作り「地域一番」になることで成功したのです。 女性の心を映す鏡になる ビューティビジネスで学んだのは「女性の夢をデザインする」ことの価値です。「ちょっとした贅沢品」を提供し、心の豊かさを届けることで持続的な需要を創出しました。 「化粧は一種のファッション」という願いに寄り添い続けることが、長期的成功の鍵となりました。 ➁交渉術 共に成功する道を探す 大手ブランドとの交渉で行き詰まった時、相互利益となる発想を模索しました。「新しい価値」を共に見出す提案が解決への鍵となりました。 情報を集めて理解する 重要な交渉前に必要な情報を収集し、全体像を把握する力を養いました。これにより業界に革新的な提案ができるようになりました。 信頼関係を大切にする 革新的な契約方法を考案し、新たな協力形態を生み出しました。「神との約束」の姿勢が、困難を乗り越え長期的な信頼関係の基盤となりました。 ③ルール作り みんなが活躍できる場を作る 業界に新ルールを提案した際、最初は「自社利益のため」と疑われましたが、業界全体の利点を根気強く説明し、最終的に広く受け入れられました。 ルールを自分で作る 師から「世の中には、ルールを作る人と従う人しかいない」と学びました。以来、新たな価値を生み出すルール作りに挑戦し、独自の業界改革に取り組みました。 文化をつなぐ方法 海外ブランドとの協業では「外資系」ではなく「外技系」アプローチを採用。ブランドの本質を理解しつつ、地域文化に適合するルールを構築し、独自のポジションを確立しました。 ④収入の仕組み作り 休まなくても稼げる仕組みを作る 初期の苦労から「働かなくても収入が得られる仕組み」を構築。顧客との長期関係を基盤とした自動的な収益システムを確立しました。 時間を資産として育てる 日々の忙しさの中でも将来のための仕組み作りを優先。即時的利益より時間とともに価値が増す方法を選択し、安定と成長の基盤を築きました。 複数の事業を持つ 単一事業のリスクを避けるため、事業領域を徐々に拡大。各事業が相互補完する体制を構築し、リスク分散と安定成長を実現しました。
📚 Chapter3 断捨ISM®経営での「業態変革」と「業界改革」
業態変革:株式会社光広(HIROSEYA) ◎身近な人々 ◎地域・業界への貢献 小さな「街の化粧品屋さん」から、時代とともに変わりました。「コスメストア マーケティングカンパニー」として新しい道を歩み、働き方も変えていきました。 ☞起業家(自営業)の時代。朝から晩まで店に立ち、全て自分でやる毎日。 ☞経営者への変化。仕組みを作り、人を活かす経営。 ☞起業家経営者としての成長。新しい価値を世に届ける未来へ。 スタッフも「売り込む販売業からワクワクを仕掛けるマーケティング業」に変わりました。 業態変革 昔ながらの「街の化粧品屋さん」から、未来志向の「コスメストア マーケティングカンパニー」へ。時代に流されるのではなく、自ら新しい波を作る挑戦でした。 地域に根付いた挑戦 岐阜に「ミシュラン店」のような個性的な一番店を作る夢へ。「この地域の特性は何か」を考え、地域の声を大切にした道のりです。 断捨ISMという変革 「本社スタッフゼロ」という新しい経営の形。78対22の法則の「22」に力を注ぐことで見えてきた、新しいビジネスの可能性。 ➀➁③詳しく見てみましょう! ①働き方を変え、属するクワドラントを移る。 従来の化粧品店の日常 普通の商品を並べ、お客様を待つ毎日。 ◇店内での "戦術" に追われる日々。 ◇起業家(自営業)という名の終わらない仕事。 コスメストアへの変化 特別な商品とお客様の笑顔を作る喜び。 ◇店の外にも目を向け "戦略" を考える時間ができる。 ◇経営者としての自由。 マーケティングカンパニーへの成長 成功体験を形にして、次の世代へつなぐ。権利収入という仕組みが未来を明るくする。 ◇良い "戦略" があれば、成功する "戦術" が生まれる。 ◇起業家経営者として世界を変える夢。 ➁地域密着型展開 個性的な店舗デザイン 各店が地域の特色を映す場所に。訪れる人に「ここだけの」体験を提供する場所として。 専門的なカウンセリング 地域の人々の悩みや希望に寄り添い、心に響くサービスで信頼を築く。 地域イベントの開催 地域の皆さんと一緒に作る美の祭り。ワークショップを通じて、地域のつながりを深める。 ③断捨ISMという挑戦 本社スタッフ0名の新しい形 「当たり前」を見直す勇気から生まれたアイデア。管理業務は外部の専門家に任せ、私たちは本来の仕事に集中できる自由を得ました。 シンプルな経営体制 販売スタッフが中心の逆ピラミッド組織。無駄をなくした形で、効率と成果が上がる新しいビジネスの形。 素早い意思決定 デジタル技術を活用し、スマレジのデータや防犯カメラの映像から事実を見る。情報と直感が合わさると、最良の判断ができます。 理念が示す未来への道 同じ夢を持つ仲間と進む旅。「新しいワクワクを生み出すコスメストア マーケティングカンパ二ー」という光が、私たちの道を照らしています。
業界改革:『粧サポ』
化粧品業界に新しい取り組みをもたらす『粧サポ』が始まりました。業界・国家・次世代に貢献することを目指し、革新を続けています。 その成果として、2021年には厚生労働省働き方改革推進事業の好事例ビジネスモデルに選ばれ、厚生労働省の冊子に掲載されました。 知識の共有 3021社の化粧品店がある組合に、情報と経営支援のプラットフォームを作りました。個々の店だけでなく、業界全体の成長を目指しています。 問題解決のサポート 店舗経営者の様々な課題に対応します。ライセンス、フィンテック、人材教育など、専門家の知識を活用して解決策を提供します。 デジタル化の推進 EPARKキャッシュレスの導入会員は1000社を超えました。業界の利益率は改善し、デジタル化によって皆がさらに成長しています。 断捨ISMの実践:社員ゼローシンプルな組織づくり 柔軟な組織体制 社員を持たない考え方で、必要な時に必要な専門家と一緒に働き、最適なチームを作ります。 専門家との協働 仕事ごとに最も適した人を集め、効果的なチームを組みます。 柔軟な経営 固定費を減らした経営で、自由に動け、新しいことに挑戦できます。
これからは、”ビジネスをデザインする審美眼”を鍛えることが重要となります。